瘢痕性(はんこんせい)脱毛症の場合、その症状はAGAや円形脱毛症とは異なります。
まず、原因分子は様々ですが、代表的な例で言うと火傷による傷跡が上げられます。

熱傷や外傷を受けて回復する際に、皮膚や粘膜がひきつった様に治癒される事を瘢痕化と言います。
これらが頭部において起こると毛包が破壊され、新たな毛は生えてこなくなります。

毛包には峡部と呼ばれる部分があり、主に毛髪を生成する毛母細胞の幹細胞が存在しています。

この幹細胞が無くなると瘢痕性脱毛症の診断が下されます。

他にも皮膚疾患や細菌、特に真菌感染、腫瘍の浸潤などが原因に挙げられています。

症状の現れ方には個体差がありますが、下記の疾患が値します。

・慢性円盤状狼瘡
・限局性強皮症
・萎縮性硬化性苔癬
・サルコイドーシス

また主に男性に多い毛包炎、禿発性(とくはつせい)を含む疾患は毛包が膿、周囲が赤くなり脱毛します。
毛包が真菌感染で炎症反応を起こす事をケルスス禿瘡と言い、残っている毛も抜けやすくなります。

瘢痕性脱毛症の場合は、いかに早く治療が行えるかが非常に重要になってきます。